ターマセンサーの使い方 観察


観察

1.掃除する

●ソイルカバーの周囲に1cmほどの溝を掘り、カバーを開けやすくします
●ハッチ付近はブロアで土砂や埃を取り除いて下さい
※ソイルカバーのヒンジ部分の土は特に深く掘って下さい

2.ハッチを空ける

●ダイヤル穴にハッチキーを差し込んで下のハッチ穴に合わせる(左に回す)
●穴が合うとキーが少し沈みます。左に回しながらハッチを外す。外したハッチは土がかからない所に置くておく

3.蟻土を観察(ポイント!)

●ハッチ周辺の隙間に蟻土が有るか無いかを点検して下さい
有ると判断した場合慎重かつすみやかにカバーを開きます

4.カバーを開ける

●トラストキーのヘッドでチューブを押さえ本体を動かさない様に片方の手でカバーを開けます
●シロアリに刺激を与えないように充分注意して慎重に開けて下さい

観察する

●モニタリンググラスを通してステージの状況を観察します
(蟻道・食痕・結露・変色など)
モニタリンググラス越しですから、女性の方でも観察できます
●第2槽と第3槽のステージを観察。異状確認時はモニタリンググラスを外し内部を観察します。必要に応じブロックフードの交換を検討して下さい
地中にシロアリが生息していた場合、モニタリングチューブ内のスティックフードを通じてモニタリングボックス内へと移動します。 モニタリンググラス越しに活動の痕跡が分かります。

6.観察完了

■観察完了
●点検終了時、ハッチを取り付けた後はカレンダーダイヤルの数字をに▲合わせておきます (点検月をしるしておくためです)

● 観察のポイント

・第1槽のハッチ周辺の蟻土の確認
・第2・第3槽のステージの確認
・第1槽のモニタリングチューブは動かさずに常設
・点検時には第1槽及び本体が動かないように特に注意

観察

フードは安易に動かさない様に注意

点検時、土中のシロアリの探知状況が不明な時は3つのフードは安易に動かさないで下さい。シロアリがステッィクフードならびにブロックフードを喫食中の可能性があるときは、ソイルカバーの開閉は慎重に行って下さい。 特にヤマトシロアリが探知されている場合は第1槽や本体を動かさないよう注意して下さい。もし刺激を与え過ぎた場合は、センサーの設置場所を移動して下さい。ポイントを変えて探知を再開しましょう。

ブロックフード(えさ)の点検・交換

手順1

●トラストキーのヘッドでモニタリンググラスを慎重にはずして、ブロックフードを取り出します
●第2槽・第3槽と順番にブロックフードを点検します

手順2

●本体に刺激を与えないように細心の注意を払いゆっくりフードボックスを取り出して下さい。刺激を与えるとシロアリが移動してしまいますので、特に注意が必要です
●状況によりブロックフードを新しく交換します

手順3

チューブのスティックフードには触れない

※第1槽のモニタリングチューブは蟻道として常設して下さい
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